ポリゴンネットワーク上でコロンビアペソに連動したステーブルコインが発行
ステーブルコイン発行企業ナムファイナスは24日、コロンビアペソ(COP)に連動したステーブルコインをポリゴンネットワーク上で発行したと発表した。
nCOPと呼ばれるこの新たなステーブルコインは、法定通貨に裏付けられたステーブルコイン。ナムファイナンスはX(旧ツイッター)への投稿で、「揺るぎない安定性と安全性を保証する」方法で「過剰担保」されたコインだと説明している。
ナムファイナンスはnCOPの発行について、「ナムネットワーク構築への道における重要なマイルストーン」であると評価。送金に頼る中南米国民に新たな機会をもたらすものであると主張した。
●利回り付きステーブルコイン
ナムファイナンスが24日に投稿したプログ記事によると、nCOPのユニークな点は保有者に利回りを提供することであるという。
利回りは、規制された金融商品に基づく方法で、「nCOPリワード」という形で提供されると同社は説明している。
ナムファイナスのアウグスティン・リセラCEO(最高経営責任者)は、コロンビアが中南米最大の送金先のひとつであることから、コロンビアはステーブルコイン発行企業にとって大きなチャンスであるとコメントした。
「コロンビアでは、送金を『トークン化』し、規制された金融商品に基づいてnCOPで利回りを提供するユニークな機会が存在する。現在、コロンビアは中南米地域における主要な送金先のひとつであり、65億ドル近くがコロンビアに流入している」とリセラ氏は説明した。
同氏は続けて、新たなステーブルコインはこのように、コロンビア国民が「送金手段としてnCOPを送ったり受け取ったりして、その利回りを得る」機会を開くものであると述べた。
ナムファイナンスによると、nCOPはコロンビアペソと1対1で交換できる。
同社データによると、この新たなステーブルコインはすでにポリゴンネットワーク上で発行されており、総供給量は1億8000万トークンに上る。
記事公開時、nCOPはコインマーケットキャップやコインゲッコーなどのコイン追跡サイトではまだ掲載されていない。
21年に設立されたナムファイナスは、コロンピアペソに連動する新たなコインに加え、アルゼンチンペソ(nARS)やペルーソル(nPEN)に連動するステーブルコインを提供している。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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