暗号資産交換所ジェミニ、インドで2400万ドルの投資計画を発表

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 暗号資産(仮想通貨)交換所ジェミニは次の2年で20億インドルピー(約2400万ドル)を投資し、インドでの存在感を著しく増す計画を発表した。

 グルガオンのキャンパス・サイバー・グリーンズのサイバーハブ内に事務所を開設し、ジェミニの今回の動向がある。

・暗号資産革新のため、ジェミニはインドのエンジニア拠点を対象にする

 現在、ジェミニはグルガオンに事業の様々な側面をサポートする70人以上の専門家の従業員がいることを誇りにしている。

 グルガオンの事務所は同社の世界運営のために極めて重要な拠点として務め、エンジニア、デザイン、運営機能に貢献し、70カ国以上の顧客への商品やサービス開発に極めて重要な役割を果たしている。

 この拡張はジェミニの世界にいる既存の500人以上の従業員を補充する動向として見られている。

 インドでの運営の拡大を支援するために、ジェミニはグルガオン事務所でソフトウェアエンジニア、テクニカルプロダクトマネージャー、ピープルオペレーション、人材獲得専門家、金融プロ、サポートスタッフ、法遵守専門家を含む幅広い重要な役割を積極的に採用している。
 
 ジェミニのインドで拡張する選択は同国の安定した新興企業の支援枠組みに支えられている。

 「スタートアップ・インディア」のような構想は新興企業を養成する助けとなる環境を作り出し、インドを世界で3番目に規模の大きな新興企業エコシステムにした、とジェミニのアジア太平洋地域のグローバルCTO(最高技術責任者)兼CEO(最高経営責任者)のプラプジット・ティワナ氏は述べた。

 起業家精神と技術発展の突出した世界的拠点としてのインドの名声は暗号資産とWeb3(ウェブスリー)を通して、金融、クリエイティブ、個人の自由の新時代で先駆けとなるジェミニの使命と一致する、と同氏は付け加えた。

・暗号資産企業はインドで明瞭な規制を期待

 明瞭な暗号資産規制に向けて確固たる勢いがあり、ジェミニのインドで存在感を増す動向がある。

 以前報道されたように、インドは暗号資産規制に世界的枠組みの骨組みを作ることでG20各国と意見が合致した。

 しかし、現時点でインドには明瞭な暗号資産規制がない。G20の各国がインドに集まり、インドでは暗号資産規制に関して前向きな雰囲気がある。

 一時はインドでの全面禁止を支持したインド中央政府は現在、世界的枠組みを作るために他国と協力している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-exchange-gemini-unveils-24-million-investment-plan-expand-presence-india.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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