ポルカドットブロックチェーン開発企業が従業員30%を削減、暗号資産業界のレイオフ続く
ポルカドットブロックチェーン開発者パリティテクノロジーズは最近一時解雇をしたブロックチェーン企業だ。
分散型台帳技術(DLT)インフラ企業は中核のブロックチェーンサービスに再び焦点を当てるため、従業員の30%、約100人を解雇するとブルームバーグに認めた。
パリティのCEO(最高経営責任者)ビョルン・ワグナー氏によれば、同社は「数カ月の移行期間」にわたり、400人以下の全従業員のうち約100人を解雇する。今回の動向は同社の焦点を技術開発に移行するための計画の一部である。
「この期間にわたり、影響を受けた従業員がパリティでの在職期間を超えて、ポルカドットに引き続き貢献できるよう努力を強化し、すでに構想が形になり始めているのが見られ期待している」
解雇のほとんどは営業とビジネス開発部門であると同社は付け加えた。10月初旬、パリティは「市場開拓機能を終了する」と言及し、解雇計画について示唆した。
ポルカドットのプロトコルはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のような互換性のなかったネットワークに価値やデータの送信を可能にするブックチェーンを接続する。ポルカドットのネイティブ暗号資産(仮想通貨)であるDOTトークンはステーキングとガバナンスに利用され、53億ドルの市場価値がある。
「パリティの経営状態と規制遵守は安定し、引き続きポルカドットの成功に焦点を当てる」とワグナー氏は付け加えた。
・業界にわたる一時解雇が引き続く
パリティは10月に従業員の一部を解雇したユガラボ、リージャー、チェーンアリシスに加わり、荒れ狂う暗号資産の冬はさらに不確実性をもたらしている。
ブロックチェーン分析企業チェーンアリシスは10月初旬に市場状況と減給に言及し、全従業員の15%を解雇すると発表した。これは23年2月の5%の雇用削減に続く、同社の2回目の一時解雇だ。
最近、非代替性トークン(NFT)大手Bored Ape Yacht Clubやクリプトパンクスの立案者ユガラボも運営を効率化するため、従業員を解雇する計画を発表した。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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