ロビンフッド、現物ビットコインETFを「できるだけ早く」上場させる予定

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 ロビンフッドのブラッド・テネフCEO(最高経営絵責任者)は、暗号資産(仮想通貨)と伝統的金融をさらに統合させるため、新たに承認された現物ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)を迅速に上場させると予定であると発表した。

 テネフ氏は最新のX投稿で、ロビンフッドは最初のビットコインETFを承認したSEC(証券取引委員会)の決定に興奮していると述べた。ロビンフッドは取引所として長い間暗号資産取引サービスを提供しているが、現在はビットコインETFの取引サービスを導入する計画であるという。

●ロビンフッド、ビットコインETFを導入

 「現物暗号資産取引を提供するパイオニアとして、ロビンフッドは現物ビットコインETFを承認したSECの決定に興奮している。暗号資産へのアクセス関して、当社は先端を走っており、これらETFをロビンフッドにできるだけ早く上場させる計画である」と同氏は述べた。

 ビットコインETFが米国の主要取引所に上場すれば、投資家は規制対象の上場暗号資産商品を購入することで、投資を分散する選択肢と機会を得ることができる。

 既存の金融機関がビットコインETFの発行者となる一方、伝統的な金融業界も徐々に暗号資産業界を受け入れている。

 「このマイルストーンは、暗号資産と伝統的金融の統合を促進するものだ。それは明確さを提供するだけでなく、顧客が暗号資産を管理する上での洗練されたリスク管理ツールを提供する」とテネフ氏は述べた。

●暗号資産領域の大物ら、SECの承認に反応

 暗号資産領域で活躍する他の著名人や重役らも、この歴史的な規制当局の決断を受け、それぞれの見解を表明している。

 リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、「この瞬間の重要性はどれだけ誇張してもしすぎることはない。ビットコイン現物ETFの承認に取り組んできたすべての人を祝福する」とコメントした。

 コインベースの幹部らは、規制状況を前進させたグレイスケールの努力を評価した。同社のブライアン・アームストロングCEOは、「グレイスケールは今日、大きな称賛を受けるに値する。彼らは裁判を通じてこれを推し進めた」と述べた。

 コインベースのポール・グレワルCLO(最高法務責任者)は、「私たちは皆、SECの恣意的で気まぐれな行動に抵抗し、この現物ビットコインETFをゴールラインに導くための道を切り開いてくれたグレイスケールに感謝すべきである」と述べた。

 「そしてもちろん、法の支配が政治に優先されなければならないということを確認したコロンビア特別区控訴裁判所にも」とグレワル氏は続けた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/robinhood-set-to-list-spot-bitcoin-etfs-as-soon-as-possible.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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