韓国税務当局、23年の「脱税者」からの暗号資産押収額が2840万ドル相当に
韓国の税務当局は23年に税金の支払いを逃れようとした国民から2840万ドル相当の暗号資産(仮想通貨)を押収した。
ニューシスによれば、「暗号資産脱税者」数は22年後半に報告された数の5741から1万849まで急増した。
最新の数字はNTS(韓国国税局)によるものだ。ヤン・ギョンスク立法議員による情報公開要求後に、このデータが公開された。
ヤン議員は国会企画財政委員会のメンバーだ。
「暗号資産脱税者」数は23年会計年度に約2倍になったとデータは示している。23年会計年度に合計5108人の違反者が確認された。
国民は未払いの税金と関連の罰金を支払うか、NTSにトークンの清算と売却を許可する選択肢が与えられている。
税務機関は現在進行中の地域ごとの暗号資産保有税「脱税者」の取り締まりのために、地方税務署と連携している。組織的運動は20年に開始した。
最近、NTSは新しいブロックチェーン監視ツール一式を購入した。検察と税関のような機関も同様の購入をした。
現在、韓国人は暗号資産所得税を支払っていない。しかし、同国の国民は収入を隠し、所得税の支払いを避けるために暗号資産を利用しているとNTSは考えている。
・韓国税務当局は2100万ドル相当の押収した暗号資産を保有している
税務当局は暗号資産を押収された数人の匿名「脱税者」を例に挙げた。
「長期間、数億韓国ウォン」を隠すために暗号資産ウォレットを利用した携帯電話販売者の実例を含む。
NTSは税違反を探るため、国内交換所が提供するデータを調査している。
しかし、「他人の名前」の暗号資産ウォレットや「海外プラットフォーム」を利用し、依然として把握されることを回避している「脱税者」がもっといる、とNTSは考えている。
また、法的障害が約2800万ドル相当の押収したコインの清算を妨げているとNTSは公表した。
NTSは「関連法を改正し、将来的にこの問題を解決する計画だ」と同税務機関広報担当者は話した。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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