暗号資産交換所OKX、シンガポールでサービスを提供するための原則上の承認を取得
暗号資産(仮想通貨)交換所OKXはシンガポール金融管理局(中銀)からデジタル資産ライセンスの原則上の承認を得たと3月13日に話した。これは同国での完全な規制遵守の達成に向けた重要な一歩となる。
通常、原則上の承認は金融機関が条件付きで選ばれ、定められた時間内に特定の義務を履行することを意味する。
次の段階は取引高の限度なく、デジタル決済トークンサービスや海外送金のような決済サービスの無制限の提供を許可する主要決済機関ライセンスの承認を得ることだ。
現在、Blockchain.com、サークル、コインベースを含む18社がシンガポールでこの完全な許可を得ている。
・暗号資産市場復活の最中、OKXは仮承認を得る
ビットコイン(BTC)が3月11日に7万2000ドルを超える新最高記録を達成し、暗号資産市場が著しい回復を見せる中、この仮承認があった。
「シンガポールは優先市場で、私たちはしばらくの間ここで投資している」とOKXのホン・ファン社長は声明で話した。「MAS(シンガポール金融管理局)の原則上の承認はこれまでの私たちの献身の証明だけでなく、シンガポールの暗号資産エコシステムに対する責任ある貢献者としてい続ける素晴らしい機会だ」。
OKXはウェブサイト、iOS、Google Playのアプリを通して、シンガポールのユーザーにアクセス可能だ。
・最近の取り組み
同交換所は規制の不確実性にもかかわらず、開発者コミュニティーと関わることを目指し、23年にインドでウォレットサービスを拡張する計画を発表した。
1月、OKXは小売り仮想資産サービスを提供するため、ドバイの金融当局から規制承認を得た。現在、同交換所は同市で様々なサービスを導入するための運営許可を待ち、中東での存在感を強化している。
さらに最近、同交換所は特にトルコのユーザー向けに設計した暗号資産交換所OKX TRをローンチした。
また、OKXは最近、業務調整のため、マイニングプールと関連サービスを縮小した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/okx-in-principle-approval-crypto-services-singapore.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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