テキサス州のマイニング会社ギガエナジー、アルゼンチンに新施設

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 テキサス州に拠点を置く暗号資産(仮想通貨)採掘企業ギガエナジーは米国における事業拡大と上海への進出に続き、運営をアルゼンチンに進出し、余剰エネルギーを活用している。

 ギガエナジーは19年以来、社内採掘事業の構築・運営を行い、世界中に150メガワットのコンテナを配備している。

 同暗号資産採掘企業はアルゼンチンのヴァカ・ムエルタに、2メガワットのビットコイン(BTC)採掘をローンチするため、石油ガス会社フェニックス・グローバル・リソーシズとエクサテックと提携している。ギガエナジーの拡張計画はまずCNBCが報じた。

 「ギガのアルゼンチンへの拡張の発表にワクワクしている。私たちの旅の重要な節目だ。この動向は私たちの運営状況を拡大するだけでなく、世界中でのフレアリングを軽減する私たちの展望と一致する」とギガエナジーの共同創設者のブレント・ホワイトヘッド氏はSNSの投稿で話した。

 「私たちはこの新たな章がもたらす機会に興奮し、アルゼンチンにプラスの影響を与えることを楽しみにしている」とホワイトヘッド氏は付け加えた。

 BTC採掘は環境に悪影響を与えると知られている物議を醸す行為だ。

 ギガエナジーはBTCマイナーを稼働するために、焼却された天然ガスを電力に変える。同社は何千ものBTCマイナーを搭載した輸送コンテナを油井に設置し、天然ガスを発電機に転用し、その後、ガスを電力に変換し、暗号資産マイナーに電力を供給するために利用する。

・アルゼンチンで焼却されたガスで暗号資産採掘

 12月、Unblock Globalの共同創設者トーマス・オカンポ氏は、同社はアルゼンチン最大のガス田ヴァカ・ムエルタの「焼却ガス」を利用するために1500万ドルを調達した、とSNSを通し発表した。焼却ガスの採掘は余剰の天然ガスを暗号資産を採掘するための電力に変える。

・BTC強気市場がさらなる採掘支出をもたらす

 最近の暗号資産界の強気市場は設備投資の増加をもたらし、企業は拡張計画を発表している。

 BTCは7万2000ドルを超える史上最高値に到達し、多くの企業はこの急騰を利用しようとしている。例えば、マイクロストラテジーやコインベースは転換社債の発行を決定した。一方、Cryptonewsのシャリニ・ナガラジャン氏の報道によれば、マラソン・デジタルは成長戦略の一部として、買収を追究している。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/texas-mining-firm-giga-energy-expands-operations-to-argentina.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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