２２日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１００４万円前後（過去２４時間比０．４％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝４８万７０００円前後（同０．６％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８１円台前半（同０．１％高）となっている。

　２２日朝方の時点では過去２４時間比で軟調なものもみられるが、下値は限定的。ビットコインは１９日昼前に６万ドルを再び割り込むなどさえない動きが続いたが、その後は買い戻しが入って下げ幅を縮小。夜には６万５０００ドル台を回復した。２０日の深夜にかけては戻り売りが上値を抑えたが、２１日未明からは下げ渋るなど底堅い。

　ビットコインは２０日朝方、マイニング（採掘）報酬が半分となる「半減期」を迎えた。ビットコインの半減期は今回で４回目。半減期は流通量を抑えることで希少性が高まるとされ、これまでも半減期後は上昇トレンドを形成しているが、直後は一時的に売りが膨らむことも多い。ただ、今回は下落したものの値幅も小さく、落ち着いた動きとなった。

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