マイクロストラテジー会長、30以上のBTC現物ETFが合計100万BTCを保有と指摘
マイクロストラテジーの会長でありビットコイン(BTC)支持者でもあるマイケル・セイラー氏は、最近のX(旧ツイッター)投稿で、ビットコインETF(上場投資信託)が達成した大きなマイルストーンに言及した。100万BTC以上がビットコイン現物ETFで保有されているという。
「32のビットコイン現物ETFが現在、"1ナカモト"(編集部注)のビットコインを保有している」と同氏は述べた。
米SECが1月にビットコインETFを承認してから、わずか数カ月での偉業となった。
セイラー氏が投稿したチャートによると、ビットコインのほとんどは米国のビットコイン現物ETFが保有している。さらに、世界最大の2つのファンド、グレイスケール・ビットコイン・トラストとブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストには、それぞれ28万9040BTCと28万7168BTCが均等に分散している。
この合計保有量100万2343BTCは、流通しているビットコイン供給量の5%に相当し、記事投稿時で合計679億ドルの価値がある。
次にフィデリティ・ワイズオリジン・ビットコイン・トラストの16万1538BTC、アーク・21シェアーズ・ビットコインETFの4万8444BTCが続いた。
米国以外では、カナダのパーパス・ビットコインETFが2万7110BTCを保有している。
最新データによると、世界最大のビットコイン保有者であるマイケル・セイラー氏とマイクロストラテジーは現在、バランスシート上に145億8000万ドル相当の21万4400BTCを保有している。この数字は、マイクロストラテジーのビットコイン投資のパフォーマンスを追跡しているセイラートラッカー・ドットコムによりおおよそ裏付けられている。
⚫︎ビットコインETFの勢い増す、投資家の信頼高まる
最近SEC(証券取引委員会)によってイーサリアム(ETH)ETFが承認された後も、ビットコイン現物ETF市場は回復を続けている。「1ナカモト」を達成するというマイルストーンは、ビットコインETFの影響力の増大と機関投資家による採用の拡大を裏付けている。
セイラー氏は最近、イーサリアムETF承認への支持を表明していた。イーサリアムETFの承認は「ビットコインにとって良いことだ」という。同氏はインタビューの中で、「多くの事がよりオープンな視点で検討されるようになり、ビットコインは暗号資産クラスのリーダーになるだろう」と語った。
編集部注:"1ナカモト"という単位は、ビットコインの生みの親とされる「サトシ・ナカモト」が100万BTC以上を保有しているという未確認の情報をもとに一部で象徴的に使われている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/over-30-bitcoin-spot-etfs-collectively-hold-1m-btc-michael-saylor.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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