支払照合におけるユーザー体験への理解を深める

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 急速に進化するグローバル決済分野において、リップルは常に最前線に立ち、国境を越えた取引に革命を起こしてきた。しかし、私たちはイノベーションの限界を押し広げながら、日々のユーザー体験を理解し、改善するために絶え間なく取り組んでいる。

 私たちはリップル社以外の顧客を対象とした包括的な調査を通じて、取引記録の正確性と一貫性を保証する財務業務の重要な側面である照合プロセスに関する貴重な洞察を得た。

●世界的な調査による照合プロセスに関する洞察の発見

 リップルの調査では、財務表の正確性と一貫性を確保する基本的プロセスである照合の核心を深く掘り下げた。世界の350人以上のCFO(最高財務責任者)、財務マネージャー、決済オペレーターを対象に調査を行い、支払照合分野における情報を包括的に把握した。その結果、下記の課題が決済業界全体に広がっており、特定の事業者だけのものではないことが明らかになった。

●業界共通の課題

 調査では、回答者の半数近くが最も深刻な5つの課題として、高いコストに次いで複雑な照合作業を挙げている。主な課題には、次のようなものがある。

・データの正確性と完全性:ユーザーは取引を手作業で照合する難しさを感じおり、解決に多大な時間と労力を要するという不均衡さに直面している。

・報告に関する体験:決済プラットフォーム上での報告機能の操作の複雑さや、明細書のダウンロードや照合に伴う手作業のプロセスが、効率性を妨げている。

・サポートへのアクセス:顧客サポートの利用が制限されていることで、データの不一致の即時解決が難しくなっている。これは強化すべき重要な分野である。

調査回答者のコメントでは、さらに深い洞察が示されている。

・付加価値業務と時間の損失:一部の回答者は、手作業による悪影響が生じていると述べた。
・「もっと付加価値のある仕事ができたはずなのに...。これによりビジネスにも悪影響が及んでいる可能性がある」
・「CSVファイルやエクセルファイルを常に扱っているため、1ヶ月で2―250時間を失っている」

 決済照合を改善するために、会計ソフト、ERP(企業資源計画)、銀行プロバイダーとの統合を決済プロバイダーに求める声は、2番目に多かった。

 回答者らは、高度なデータの品質、報告の自動化、および直感的で効率的な照合プロセスを促進するユーザーインターフェースの必要性を強調した。

●ユーザー、合理化された決済体験を求める

 調査回答者は、カスタマイズ可能な報告機能、簡素化されたコンテンツ、および照合プロセスを迅速化するインターフェースを強く求めている。私たちはリップル・ペイメントを使ってそのチャンスを捉え、照合体験にさらなる革命を起こし、世界中の調査回答者のニーズに応えている。

 こうした照合の課題に対処することは、単に機能を強化するだけではない。それは信頼を築き、ユーザーに力を与えるということである。リップルの目標は、この市場からのフィードバックを活用し、照合ユーザー体験において、リップル・ペイメント・ソリューションをすべての決済プロバイダーの中で真に卓越するものにすることだ。財務データが正確で完全であり、安全に管理できるものであるという安心感を顧客とパートナーに与えたいと考えている。この確実性は、最終的に顧客の収益を向上させることができる。

●今後の展望

 リップルのユーザーに対するコミットメントは、彼らの課題を単に理解するだけにとどまらない。それは行動を起こすということだ。将来を見据え、これらの洞察を活用し、商品とサービスの有意義な改善を推進することに尽力している。

 リップルはカスタマイズ、データ品質、ユーザー体験に重点を置くことで、支払照合の基準を再定義し、シームレスかつ効率的で、ユーザーが使いやすいプロセスにすることを目指している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/understanding-user-experience-in-payment-reconciliation/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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