ドナルド・トランプ氏、ビットコイン2024会議で2500万ドルの選挙資金調達
ビットコイン・マガジンのデビッド・ベイリーCEO(最高経営責任者)によると、以前は暗号資産(仮想通貨)に懐疑的だったドナルド・トランプ氏が、27日にナッシュビルで開催されたビットコイン2024会議で2500万ドルを調達した。
資金の大部分は、重要な演説を行った直後にナッシュビルのミュージック・シティ・センターで27日に開催された、トランプ氏のためのビットコイン会議資金調達パーティで集められたものだ。このイベントは、同氏の「過去2番目に大規模な資金調達パーティ」だったという。ベイリー氏は、「業界とクジラ、伝説的人物ら」が資金を出したと述べた。
●ナッシュビルで開催されたトランプ氏の資金調達パーティ、有名人や暗号資産界の大物が参加
共和党大統領候補の同氏は、ナッシュビルで別の資金調達パーティ―も主催した。このイベントでは、チケット価格は最高で84万4600ドルとなり、写真撮影は最低6万ドルだった。
フォックスのジャーナリストであるエレノア・テレット氏は、ジェミニの共同商業者であるタイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏がこのイベントに出席したと伝えた。キッド・ロック氏、ジェイク・ポール氏、ビリー・レイ・サイラス氏などの著名人も参加した。
この会議を主催したベイリー氏は以前、業界はトランプ氏の再選のために1億ドルを調達し500万人超の有権者を動員する計画だと語っていた。これは、暗号資産分野でのトランプ氏への支持の高まりを示している。
CNBCによると、トランプ氏はこの会議に先立ち、様々なデジタル・トークンを通じて400万ドル超を調達している。これには、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(XRP)、そしてステーブルコインのUSDコイン(USDC)などが含まれる。この寄付のトップがウィンクルボス兄弟で、各々15.57ビットコイン、寄付時点の価格で100万ドル超を寄付した。
●ドナルド・トランプ氏、かつてはビットコインを「何の根拠もない」と批判
トランプ氏は大統領だった当時、ビットコインを公然と批判していた。同氏は19年7月、ビットコインやその他の暗号資産は「好まない」と明言し、それらの価値には「何の根拠もない」と批判し、薬物取引などの違法行為での利用に懸念を表明した。
連邦選挙委員会のデータによると、同氏は今回の選挙運動で計2億1600万ドルを集め、1億2800万ドルを手元に残している。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/donald-trump-election-fund-fundraising-bitcoin-2024-conference.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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