カナダの機関投資家の39%が23年に暗号資産通貨に投資

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 カナダを拠点とする機関投資家の40%近くが23年には暗号資産(仮想通貨)へのエクスポージャーを持っていることがKPMGの調査で明らかになった。市場が低迷していた22年を経て、暗号資産投資が大幅に回復しているようだ。

 カナダのKMPGとCAASAの調査によると、23年にはカナダの機関投資家の39%が直接または間接的に暗号資産へのエクスポージャーを持っており、21年に行われた前回調査の31%から増加した。

 カナダのデジタル資産実務を担当するKMPGのパートナーであるクナル・ベイシン氏は、「前回この調査を行った21年は、暗号資産にとって好調な年だった」と述べた。

 その翌年は、大手暗号資産企業の破たんや詐欺の増加により、激動の年だったと同氏は指摘。しかし、こうした動きは暗号資産業界に「浄化作用」をもたらしたという。

 「当社の調査結果は、カナダの機関投資家や金融サービス機関の間で、暗号資産が投資可能な代替資産クラスと見なされるようになってきていることを示している」

 さらに、暗号資産を直接保有する機関投資家が23年に驚異的に増加し、21年の29%から75%に跳ね上がった。

 興味深いことに、24年初めに現物ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)が承認されたが、ETFを通じた暗号資産へのエクスポージャーには変化は見られなかった。21年以降、一貫して投資家の50%がETFやその他規制商品を通じて暗号資産に投資している。

 また、カナダの機関投資家が公開株式やデリバティブを通じて暗号資産にアクセスする機会が大幅に増加していることも分かった。

 KMPGのデジタル資産実務を担当するカリーム・サデック氏は、「24年1月、米SEC(証券取引委員会)がビットコイン現物ETFを承認し、暗号資産は極めて重要な瞬間を迎えた」と述べた。

●カナダの暗号資産導入状況は?

 クラーケンのカナダ担当マネージングディレクターであるマーク・グリーンバーグ氏は、23年のナスダックのインタビューで、暗号資産の導入は引き続き盛んであり、カナダ国民の間で主流となるほどの関心を集めていると語った。

 「カナダ市場のすべてのコホートにおいて、個人と機関の両方から、そして異なる年齢層から採用が増加しているのを確認している」

 グリーンバーグ氏は、今後数年でカナダで暗号資産の普及が進むと楽観視している。「私は世界的に暗号資産に強気であり、既存の伝統的システムで十分なサービスを受けていない人々の割合が高いカナダではなおさらだ」と同氏は述べた。

 ゴールドマン・サックスのアナリストであるマシュー・マクダーモット氏は、「世界的に見れば、24年の暗号資産市場では機関投資家の関心が大幅に高まるだろう」と主張した。

 同氏は、「これは市場の流動性を広げて深め、暗号資産に直接関与することに消極的な年金基金や保険会社などの機関投資家を引き付けることになるだろう」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)
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https://cryptonews.com/news/39-of-institutional-investors-in-canada-had-crypto-exposure-in-2023-kpmg.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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