２３日午前９時４０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０９０万円前後（過去２４時間比０．５％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５８万９０００円前後（同０．４％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８２円台後半（同１．１％安）となっている。

　２２日の主要な暗号資産は利益確定売りが優勢となった。イーサリアム現物ＥＴＦ（上場投資信託）の承認を期待した買いは一服したが、イーサリアムは３７００ドル割れの水準で買い戻されるなど下値の限られた展開が続いた。ビットコインも６万９０００ドルちょうど近辺で下げ止まっている。

　資産運用会社のブラックロックがイーサリアム現物ＥＴＦの「１９ｂ－４申請書類」からステーキングに関する条項を削除し、グレイスケール、ビットワイズも同様の修正を提出したと報じられた。

　また、ヴァンエックが申請中のイーサリアムＥＴＦが世界最大級の証券決済・保管期間であるＤＴＣＣの公式ウェブサイトに掲載されたことも話題となっている。ビットコイン現物ＥＴＦも上場が承認される前の２３年に同サイトに掲載されている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）