３０日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０６６万円前後（過去２４時間比０．８％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５９万４０００円前後（同１．７％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８２円台半ば（同０．８％安）となっている。

　主要な暗号資産は上値の重い展開となっている。２９日は昼すぎから軟化。夕方には下げ止まり、横ばい推移となったが、３０日未明に下げ幅を拡大し、ビットコインは６万７０００ドル台前半、イーサリアムは３７００ドル台半ばまで下落した。明け方からはやや下げ渋っているものの、戻りは限定的となっている。

　破綻した暗号資産取引所マウントゴックスによる弁済が押し下げ要因になるとの警戒感が高まっているとの見方がある。２８日にはマウントゴックスが大量のビットコインを送金したと報じられたが、まだ弁済は開始していないと伝えられていた。

　このほか、ニューヨーク証券取引所がビットコインの価格に連動するインデックス・オプションの上場を計画していると報じられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）