フェアシェイクは最近、重要な暗号資産（仮想通貨）法案を支持したことで高い評価を得た民主党のルーベン・ガレゴ氏とエリサ・スロットキン氏を支援するため、３００万ドルを投じた。

　親暗号資産政治団体のフェアシェイクは、民主党を支援するために上院選に多額の投資を行っており、全面的な支援を期待していた共和党と衝突している。

　フェアシェイクＰＡＣ（政治活動委員会）は最近、今秋の上院選での影響力を強めるため、３００万ドルを投じて民主党のルーベン・ガレゴ氏とエリサ・スロットキン氏を支援した。フェアシェイクは、スロットキン氏とガレゴ氏が２４年の重要な暗号資産法案を支持したことで、「スタンド・ウィズ・クリプト」から最高評価を得たと主張している。

　フェアシェイクはまた、銀行・住宅・都市問題委員会の委員長であるオハイオ州のシェロッド・ブラウン民主党上院議員を落選させるため、１２００万ドルの投入を計画している。ブラウン氏は暗号資産懐疑派として知られている。

　こうした動きは、共和党のトップ議員らが厳しい規制状況に直面する暗号資産業界とより強固なつながりをつなごうとしている中で報じられた。

　ＮＢＣニュースは１５日、フェアシェイクが他の重要な選挙で民主党を支援するために資金を投じたことで、共和党の一部が不満を募らせていると報じた。この動きは、長年にわたって強固な関係を築いてきたフェアシェイクの共和党への影響力を弱める可能性があると同メディアは警告している。

　共和党は、ジョー・バイデン政権による厳格なアプローチとは対照的に、より軽い規制を約束することで暗号資産コミュニティにアピールしている。

　一方、共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏は、暗号資産への強い支持を表明しており、米国を世界の暗号資産中心地にすること、暗号資産業界についての大統領諮問委員会を設置することを約束している。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

https://cryptonews.com/news/pro-crypto-pac-fairshake-republicans-angered-senate-rate-investment.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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