ヴァンエックと21シェアーズ、CBOEからソラナETF申請書が削除される(再掲)

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 ヴァンエックと21シェアーズのソラナ(SOL)上場投資信託(ETF)の19b-4申請書がCBOE(シカゴ・オプション取引所)のウェブサイトから削除され、同商品に対する申請が取り下げられたという推測に拍車をかけている。

 申請書の削除にもかかわらず、ヴァンエックのデジタル資産研究責任者のマシュー・シーゲル氏は、ETF申請は進行中だとXのフォロワーに断言し、「私たちの申請は進行中だ」と付け加えた。

 申請を承認、もしくは却下するSEC(米証券取引委員会)の期限は25年3月だ。21シェアーズはソラナETF申請の状況に対するコメントに応じなかった。

 24年のSECによる現物型ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ETFの承認はソラナが次だという希望を高めているが、多くの専門家は悲観的だ。

・ソラナとは何か?

 ソラナは分散型アプリ(dApp)と暗号資産(仮想通貨)取引のために設計されたブロックチェーンプラットフォームだ。

 速度と拡張性で知られ、プルーフ・オブ・ステークと合わさったプルーフ・オブ・ヒストリーのコンセンサスメカニズムにより、ソラナは最小限の手数料で1秒あたり6万5000以上の取引を処理することができる。これにより、ソラナはイーサリアムの競合となり、自社のエコシステムに開発者とプロジェクトを呼び込んでいる。

 米国での現物型ソラナETFの見込みは投資家の楽観論を高め、従来の金融市場におけるソラナの幅広い受け入れを示唆している。承認されれば、ヴァンエックのETFにより、投資家は同暗号資産を直接購入することなく、SOLに投資できるようになり、さらに機関投資家の関心と採用を高める可能性がある。

 今回の進展は暗号資産界でのソラナの成長を示している。

・ネットワークの不安定さ

 CryptoNewsのジョエル・フランクス氏の報道によれば、規制当局が現物型ソラナETFの承認を思いとどまる可能性となる問題は同ネットワークの停止期間の歴史だ。ソラナのネットワークは2月に深刻な機能停止を経験した。ローンチ以来、他にも多数の機能停止を経験している。

 通常、このような機能停止はSOL価格に悪影響を及ぼし、投資家に損害を与える可能性がある。ネットワーク問題はソラナの相対的な未熟さの現れだ。

・SOL価格の動向

 24年8月19日時点で、SOLは147.82ドルで取引されている。SOLは21年11月6日に史上最高値の259.52ドルに到達した。

 ビットゲットリサーチのアナリスト責任者ライアン・リー氏によれば、SOLは独自のETFを手にできれば、BTCとETHに続く3番目の主要暗号資産になる可能性がある。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/vaneck-and-21shares-solana-etf-filings-removed-from-cboe.htm

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