<今日の仮想通貨市況>BTC、パウエル議長の発言受け6万4000ドル台回復も週明けは軟調

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 26日午前9時25分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=923万円前後(過去24時間比0.7%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=39万6000円前後(同1.3%安)、XRP(XRP)が1XRP=86円台半ば(同2.4%安)となっている。

 週末の主要な暗号資産は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を受けて米9月利下げ観測が高まってリスクオンの買いが先行。一巡後はもみ合った。6万ドル台前半で推移していたビットコインはパウエル議長の講演を材料に強含み、24日早朝には6万4000ドル台半ばまで上昇。その後はほぼ横ばい推移となった。ただ、26日朝方は利益確定目的の売りなどに押されて伸び悩んでいる。

 このほかでは、米大統領選の無所属候補で暗号資産に好意的なロバート・ケネディ・ジュニア氏が24日、激戦州から撤退し、大統領選ではトランプ前米大統領を支持すると表明したことが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)